太陽光に含まれる紫色の波長の光「バイオレットライト」が近視進行抑制に大きく関係していると、NHKの朝イチでも紹介されていました。

慶応大学の坪田一男眼科教授も出演されていて、子供の近視対策は外で遊んでバイオレットライトを浴びることだとおっしゃっていました。

子供の近視がひどくなっているのは、ゲームやスマホ・パソコンが原因と思い込んでいましたが、

外で遊ぶことが少なくなってバイオレットライトを浴びる時間が少なくなったのも影響しているんだそうです。

坪田教授の研究によると、バイオレットライトに近視の進行を防ぐ効果があるんだそうです。

以前、バイオレットライトが目にいいと聞いたとき、

一瞬、紫外線は目にいいんやと勘違いしたんですが、紫外線とバイオレットライトはもちろん違います。

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バイオレットライトと紫外線とは違うの?バイオレットライトはいつ浴びれるの?


バイオレットライトを浴びるために、子供は外で遊びましょう。と言われても

外で遊ぶと紫外線も心配です。

紫外線は、肌のシワ、シミの原因なので、女性の敵・アンチエイジングの敵のように言われていますが、

子供のほうがより紫外線の影響を受けやすいと言われています。

子供にもできるだけ紫外線を浴びないようにしているママも多いと思います。

バイオレットライトを取り入れるには直射日光を浴びないといけないの?

曇りの日は効果ないの?

室内では無理なの?

そもそも、バイオレットライト?

とわからないことばかりです。

バイオレットライトの効果的な取り入れ方についてご紹介します。

バイオレットライトと紫外線とは違うの?

バイオレットライトは紫の光そのもののことです。

紫外線は紫の外の光になり、紫外線と隣合わせの光のことで、

ギリギリ目で見える光(可視光線)です。

バイオレットライトの波長は360〜400nm

スマホやTVやパソコンの画面から放出されているブルーライトの波長は450nm前後になります。

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車のフロントドアがUV400カットガラスを使ったりと、世の中は、UVカットの方向に進んでおり

今後もますますUV400の傾向は進んでいくと、バイオレットライトのカットまで進んでいくことになります。

一説には近視人口の増加は、行き過ぎたUV400の影響だとも言われているそうです。

バイオレットライトを効果的に浴びるには?

近視を予防する方法は、外で2時間 遊ぶことと言われても、日中なかなか外で遊べませんね。

紫外線や熱中症も気になるし。。。

でも、安心してください。

バイオレットライトは曇ってても大丈夫なんです。

バイオレットライトを効果的に浴びるポイントをお伝えします。

直射日光は避ける

直射日光に当たる必要はありません。

日陰にいてもバイオレットライトを取り入れることができます。

もちろん、帽子や日焼け止めで紫外線対策は必要です。

くもりの日でも大丈夫

曇っていても、バイオレットライトは浴びれます。

なるべく屋外で活動する時間を増やしましょう。

 午前中がおすすめです

バイオレットライトが多く含まれるのは午前中です。

バイオレットライトは夕方になると減ってしまいます。
これは400nm以下の波長の光、

つまりは紫外線をカットする機能がありますという、

サングラスやメガネの性能を表す言葉です。

 屋内にいるときは窓を開ける

屋外で2時間過ごすことが難しい場合は、窓際で過ごすようにしましょう。
UVカット仕様の窓ガラスはバイオレットライトもカットしてしまうので、その場合は窓を開けて太陽光を直接取り入れるようにしましょう。

JINSでは子供レンズも登場しています

花粉メガネ、PCメガネといった、今までのメガネの概念を変えているJINSからは

眼に有害な紫外線やブルーライトはカットしながら
こどもの眼に必要と言われる波長360〜400nmのバイオレットライトを65%透過するレンズも登場しています。

JINS以外にも、今後『バイオレットライトを発するLED照明』が増えてきそうです。

バイオレットライトまとめ

お子さんの近視の進行を抑えるために、目の矯正に通ったり、ゲームを制限したり、いろんな努力をされていると思います。

外で遊ぶことでバイオレットライトを浴びて、近視の進行を抑えることができるというの明らかなようですので、うまく、屋外で過ごす習慣をつけたいですね。

平日が厳しければ、休みの日の午前中は外での活動に当てるなど、バイオレットライトを浴びて、近親の進行を抑えましょう。

バイオレットライトは近視を治す効果があるわけではないので、そのへんはくれぐれも誤解の無いようにしましょう。

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