唐揚げの時に小麦粉と片栗粉どちらがいいの?
お弁当にはどちらの衣のからあげがおすすめ?
そもそも 薄力粉と片栗粉の違いは?

とろみにも小麦粉は代用できるの?
普段ちょっと気になるけど人に聞くほどでもない素朴な疑問まとめてみました

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薄力粉と片栗粉の違いは からあげはどちらがおすすめ

薄力粉と片栗粉は必ず家に常備している身近な食材なのですがどちらかが切れた時に代用できるの???ってなりますよね
からあげもよく、お弁当の時は○○って聞くのですがいつもあいまいになってしまいます
薄力粉と片栗粉の違いや代用について整理していきます

薄力粉と片栗粉の違いは

薄力粉と片栗粉が原料が違う全く別の白い粉になります

薄力粉は小麦から作った粉でその中でも粘り気が少ないもの
天ぷらやお菓子に使います
⇒強力粉と薄力粉の違いと代用はできるの 小麦粉の種類は

片栗粉は以前はカタクリという植物の根っこから作られていたのが名前の由来です。
今は主にじゃがいものデンプンから作られています。薄力粉より更にサクサクとした食感になります
あんかけ等のとろみ付けにも使われます

片栗粉は小麦粉にくらべ、とろみのつく温度が低いため、あんかけなどを作るのに適しています。
小麦粉はだまになりやすく粘度が弱いため、とろっとしてほしいが粘ってはほしくないシチューやカレーなどを作るのに適しています。

から揚げは薄力粉と片栗粉どちらが?

では、から揚げは薄力粉と片栗粉どちらがオススメなのでしょうか?
基本お好きな方でって感じですかね。

片栗粉で揚げるのは、竜田揚げ。小麦粉で揚げるのが、から揚げ。
という説や
下味をつけてあげたものが竜田揚げという説いろいろです
⇒竜田揚げとから揚げの違いについてはこちら

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片栗粉のから揚げと薄力粉のから揚げの違い

片栗粉の衣の方がカリッとなって好きっていう方と、小麦粉の方がジューシーな感じで好きっていう方もいます
片栗粉のから揚げは全体が白っぽくカリッと揚がります
つける粉で見た目も食感も変わります。
小麦粉の場合は、やわらかい食感で表面はキツネ色に。片栗粉の場合は、よりカリッとした食感で表面は白っぽく揚がります
から揚げを揚げた後にダシもしくはあんかけをかける!弁当に入れるのなら片栗粉でその日の内に食べきるのなら小麦粉がお勧めです。
片栗粉の場合時間が経過してもサクッ感が残りますが、小麦粉の場合は水気を付着するので弁当や日置向きではありません
⇒かんたんdancyu からあげ練習帳 (プレジデントムック)

から揚げに片栗粉と薄力粉の両方を

から揚げに片栗粉と薄力粉の両方を使うとより美味しくなると聞いたことがあります
小麦粉に片栗粉を混ぜる(片栗粉1:3小麦粉)とぱりっとあがるのだそうです。
つけだれに片栗粉を入れておき、小麦粉をつけて揚げたり
小麦粉を薄くつけた上に片栗粉をつけるという方法。小麦粉がお肉の旨味を閉じ込める役割をし、表面には食感の良い片栗粉がついてカラッとした仕上がりになります。
小麦粉にときたまごを混ぜたものを衣にして揚げると天ぷら風になって美味しいという方も
両方を混ぜても、もちろんOK。好みで使い分けましょう。

最後に

薄力粉と片栗粉の違いは原料の違いで、からあげの場合はどちらでもお好みで使い分ける、または両方使うと美味しく出来ます
とろみをつけるのは片栗粉で、ホワイトソースやシチューなどは小麦粉と使い分けが必要です
また、とろみをつけるのは片栗粉の他にコーンスターチも同じような使い方ができます
⇒コーンスターチと片栗粉と小麦粉の違いはこちらをチェックしてください

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