人前で上手に話す人を見ると、羨ましいですね。
もともと、お話が好きで上手な方もおられますが、人前で話す機会が多くて、人前で話すことに慣れて、人前で話すのが苦にならなくなってきたという方も多いです。
お仕事で人前で話をする、PTAや保護者会などで人前で話さないといけない、子ども会や自治会で人前で話さないといけない、と、大人になっても、いろんな場面があります。
そんな時に、緊張してうまく話せないという悩みを持っている方のために、人前で話すコツをお伝えしたいと思います。
人前で話すコツ 緊張して声が震えるのを抑えるには
人前で話すコツ
緊張してうまくしゃべれないので、人前で話すコツを教えてもらうと
- 自分の思っていることや考えを一生懸命に人に伝える気持ちが大事
- 人前で話すことに慣れること
- 上手く話そうと思わない
- ゆっくりしゃべるようにする
- フレーズを短く話す
- 話す内容を整理して、声を出して練習しておく
など、いろいろアドバイスをもらいます。
自分の思っていることや考えを一生懸命に人に伝える気持ちが大事
とあるように、大切なのは『上手に話すこと』ではなく、『きちんと相手に伝える』を意識することです。
声が震えたり、間違えたり、どもったら何度もやり直して構いません。
また、前もって、人前で話すのは苦手と言うと落ち着く場合もあります。
話す内容を整理して、声を出して練習しておく
人前で話すときは、相手に伝えたいことを自分にしっかり落としこんで、どんなに緊張しても口だけは勝手に動くようにしておきます。
出来るだけ人前・本番のイメージでシミューレションしてみることが大事です
プレゼンが得意な方は、ジョークまでも含めて、原稿をしっかり作って、何度も声に出して
人前に立っている状態をイメージして、シミューレションしていました。
これを行っておくだけでも、本番のプレッシャー度は違うそうです。
たしかに、声に出して練習していれば、話が多少変わっても落ち着いて対応できます。
話すことが決まっていたら、事前に文章におこし、話す内容を、声を出して練習してお着ましょう。
保護者会の、自己紹介なども、話す内容を決めて、しっかり練習して臨めば、年々場馴れしてきます。
話のワンフレーズを短くする
緊張がちな人は特に話し始めはワンフレーズを短くします。
フレーズが短ければテンポが出てきます。テンポが出てくると聞き手も乗ってきますし、話し手もリズムが出てきて楽しい気分になり、結果としてリラックス効果があります。
視線の使い方
話すときのポイントとして、視線の使い方も大切です。
多人数が相手の場合は、順に目を合わせていくのが落ち着いて話せる方もいますが、
私は自分の視線の一番自然な位置にいる人で、
話し易そうな人、聞いてくれそうな人を探して、その人だけを相手にしているつもりで話しています。
できれば、相槌を売ってくれる人や、話に受けてくれる人を選ぶとより、話しやすいです。
その人だけじゃなく、何人か、そういう方を見つけて、家族や友達と話すのと同じ感じで話します。
1対1をイメージすることで、随分話し易くなります。
人前で話すときは、相手の目を見てと言われますが、そうすると緊張が増すし、目が合った時にそらし辛いので、相手の首のあたりを見ていて、そしてここ!ってポイントのみ目を見るのも効果的です。
身振り手振りも
自分がどう思われるかではなく、相手に喜んでもらえるよう話せば、緊張せずに結果として良い感じで話せます。
言い間違いそうになったら、笑顔で別の簡単な言葉に変えるか、身振り手振りで補うかすれば良いです。
一生懸命伝えようとする気持ちは、ちゃんと人間同士伝わるものです
緊張して声が震えるのを抑えるには腹式呼吸もおすすめ
私が、おすすめする方法は、
腹式呼吸です。
息をお腹から深く吐き出すことを意識して、腹式呼吸を普段から練習しておくと、話すときも落ち着いて話せます。
おへその下あたりの下腹に手をあてながら、下腹が前に出でるように、息を吸って~、下腹をへこませながら息をはいて~。
といった感じです。
腹式呼吸は人前で話すときだけでなく、日常生活でストレスが溜まっている人におすすめの呼吸法なんです。
ただし、人前で話すときは、自分の順番が回ってくる前にしておきましょう。下腹をへこますと声が震えてしまいますので、話すときはお腹の底から(自分にとっては少し低めな声ですが)大げさに言うとどすをきかせるような、響かせるような感じで声を出すと、案外ぶれずに出せます。
人によって違ってくるかとは思いますが、一度やってみてください。
人前で話すコツのまとめ
緊張して、声が震えたら、それはそれで焦らず一生懸命話せば、ご自分が思っているほど違和感なく、好感を持つ方が多いです。
心をこめて話せば、多少あがっていても聞く人たちはしっかり聞いてくれます。
上手にしゃべることが目的ではなく、思いを伝えることが目的なのです。
ボイストレーニングなども効果的です。
ゆっくりしゃべるようにすると、自分も落ち着きます。
自己紹介も、前もって、話す内容を整理して、口に出して練習しておくのも大切です。
ただ、一部には、社会不安障害と言われることもあります
社会不安障害って
社会不安障害は人前で何かをすると緊張し、ひどく苦痛であるか、それから逃げてしまう、避けてしまう状態(避けてしまうことが必須ではありません)のこととされています。
動悸・震え・吐き気・赤面・発汗などの身体症状が強く出ることもあります。ので、
病院へ行くようにすることも大切です。
病気のことを説明しておけば、完全に理解はされなくても、周りからの理解もしてもらえます。
無理に克服しようとしないで得意なところを伸ばしてアピールして行くことも大切です。