仏壇のある家では毎日

仏壇に「ご飯お供えしてきて」や「ご飯を下げてきて」と言われるのではないでしょうか?

ただご飯をお供えする習慣のない家やそもそも仏壇のない家もあります

結婚して、仏壇のご飯の供えを頼まれたとき困ることもあります

嫁ぎ先のお姑さんの性格によっても違ってくるとも思いますが

その家、その宗派で決まっています

仏壇のご飯は、毎朝お供えするの?いつ下げるの?お供えしたご飯は食べるの?捨てるの?

お箸やお茶の配置は?そもそも、仏壇にご飯はなぜお供えするの?

といった素朴な疑問が湧いてきますね

ここでは、一般的な仏壇のご飯についてまとめたいと思います

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仏壇のご飯の供え方と下げるのはいつ ご飯は食べるの?捨てるの?

仏壇のご飯は
「こうして今日もご飯をいただくことができます。ありがとうござます」という仏様への感謝の心を込めてお供えするものです

昔の人々は、自分が育てたり獲た物をお供えをするなかに、ご先祖様やいろんな縁に支えられて収穫が獲られたことなどを喜び感謝することが、より身近だったように思います

また、故人の食事的な意味合いはまったくありません。

仏壇のご飯はいつお供えしていつ下げるの

仏壇のご飯は湯気の立つ温かいものを捧げるというのが基本です

なんでも、仏様は実際はご飯が食べられません。
炊きあがったご飯の香り、湯気を頂くそうです

いつも母に、「炊きたてをお供えして」と言われていたのはそのためだったんですね

お仏壇にお供えするご飯をお仏飯(ぶっぱん)と言いますが、

お仏飯は故人の食事的な意味合いと思っている方も多いですが

仏様(阿弥陀如来)に感謝する意味合いで供えます

仏壇は家庭にあるミニチュアのお寺の本堂の意味合いになります

仏壇のご飯は朝にお供えするの

お仏飯は朝お供えするというより、炊きたてを食べていただくということなので、夜にお供えする家もあるようです

お供えしないより、お供えするほうがいいですから

自分ができる範囲で精一杯のことをすればいいのです

毎日ご飯を炊かないのであれば、無理に炊く必要はありません。
炊いた時にお供えすればいいのです

ただ、宗派によっては、午後以降はお供えをしないという決まりがあるところもあるので

一応、家族や住職さんに確認すればいいですね

仏壇のご飯はいつ下げるの

仏壇がお寺の本堂の意味合いになるということで

お寺では朝、ご飯を炊けばお供えし午前中には下げてお下がりとしていただくのが一般的なので

家でも、朝、ご飯が炊けば家族が食べるのと同じタイミングでお供えして、昼までの間に片づけるということになります

仏壇のご飯は食べるの 捨てるの

わからないことがあれば、住職さんに聞けばいいと言われても、お供えしたご飯をどうするかといったことは、なかなか聞きにくいことですね

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仏壇にお供え下ご飯をどうするの?捨てるのなんてことは行けません

お仏飯を捨ててしまうというのは本末転倒。「捨てる」という行為は罰当たりです

もし、ホコリ等が気になる場合は、お供えして、お参りして、すぐに下げていただけばいいです

たった1~2分ならホコリ等の心配もありません

私の実家では、母か祖母が下げてきてそのまま食べてたり、炊飯器に戻してたりしてましたが

これについてはそれぞれの家庭によっていろいろのようです

 

たまに、忙しくて何日も放置したままであればさすがに食べられないかもしれませんが、

そもそも、食べられない状態の物を備え続けるのは行けませんが

自分たちで食べるのが無理なら、庭や池にまいたりして鳥や魚など他の生き物のエサにしましょう。

なんでも、こういったことを餓鬼に施すと言うとか言わないとか

 仏壇のご飯の供え 方

仏壇 ご飯の盛り方

仏飯器(小さなお猪口みたいな金の器)にこんもりとついで、お供えします

仏壇 ご飯 お供え 箸

お供えのご飯 仏飯と枕飯のことを一緒にしている方がいますが

箸を立てるのは一膳飯又は枕飯の時だけです。一膳飯に箸を立てるのはくなった人の為に用意した最後のご飯の印です。

一度しか立てません。

仏様に備える仏飯には箸は立てませんし、そもそも要らないです

あと、おかずも要らないです

ご飯とお茶の位置関係も特に決まりはないというところもありますし

決まっているところもあります

このあたりも、宗派によって変わってくるので注意しましょう

仏壇のご飯の供え 方のまとめ

いかがですか?

宗派や地域、家によって変わってくる部分はありますが

仏壇のご飯は仏様への感謝の心を込めてお供えするものということを大切にして

お供えしたものは、ありがたく頂くのが基本です

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