箱根駅伝の予選会に30歳の“オールドルーキー”渡辺和也がメンバー入り。というニュースがありました。
箱根駅伝の出場資格はどうなってるの?年齢制限はないの?
また、結果には、留学生の使い方もポイントになってきています。
留学生は何人まで出れるの?
関西の大学は出れるの?
箱根駅伝の出場資格の
年齢や留学生の人数など、どういった決まりがあるのでしょうか?
箱根駅伝の出場資格について気になったので、調べてみました。
箱根駅伝の出場資格は? 年齢や留学生は?
箱根駅伝の出場資格 出場できる大学はどう決まってるの?
箱根駅伝は、そもそも関東学連のローカルな大会なので、
関東学連加盟大学ではない
関西や他の地域の学生には出場資格はありません。
なのに、大学三大駅伝の一つになっいることが不思議です。
やはり、選手たちは、箱根で走りたいということで、関東の大学に行きます。
関東学連加盟大学の中でも、どの大学も走れるわけではありません。
前年度の、10位までに入った10チーム
青山学院・東洋大学・早稲田大学・順天堂大学・神奈川大学・中央学院大学・日本体育大学・法政大学・駒澤大学・東海大学
箱根駅伝の予選会で10位までにはいった10チーム
の20チームに、
出場資格が取れなかった大学から、予選会の個人20キロの成績を参考に選ばれる
関東学生連合チームの1校が加わり
21チームが出場できます
関東学生連合チームの選考される条件が変わり、第94回大会からは本戦出走経験のない選手だけが選ばれます。つまり、関東学生連合は全員が初出場のフレッシュなチームなんです。
箱根駅伝の出場資格に年齢制限はあるの?
箱根駅伝の出場資格に年齢制限はありません
戦後~1992年までは27歳までの年齢制限がありました。
箱根駅伝(予選会のみも含む)へのエントリーが四回までという制限があります。
四年生の時点でエントリーが三回以下なら留年してまた走る事も可能です。
また、その制限にかからなければ、社会人→大学生も、大学生→社会人→大学生も可能です。
また、大学院に行けば回数がリセットされまた4回走れるようになります。
今回の予選会に出場の東京国際大学の渡辺和也選手は
年齢は30歳ですが、箱根駅伝にエントリーしたことがないので、2017年が1回生なので4回生まで挑戦できます。
箱根駅伝の長い歴史を遡ると、8回走った日本大学の曽根茂選手や
ベルリン五輪(1936年)に日本代表として出場した村社講平選手も33歳で箱根駅伝に出場したそうです。
東京国際大学 渡辺和也選手って
今回話題になっている、東京国際大学 渡辺和也選手は
報徳学園高等学校卒業後、山陽特殊製鋼、四国電力、日清食品グループを経て、東京国際大学に入学されたそうで、
報徳学園では高校駅伝で4位入賞、
2008年5月に1500m日本歴代2位となる3分38秒11を記録、
2011年6月の第95回日本陸上競技選手権大会5000mで優勝、
2011年9月世界陸上競技選手権大邱大会5000m代表と、輝かしいキャリアの持ち主なんです。
大学に入った動機も
「箱根駅伝に参加したい!!東京国際大学を箱根駅伝常連校にしたい!」
という思いを持って、会社を辞めて大学生になったようです。
将来は指導者になるために、大学でもう一度学びたかったそうです
箱根駅伝の出場資格 留学生は何人まで?
箱根駅伝でもニャイロの動向は注目されていますが、留学生の人数制限はどうなっているのでしょうか?
第9条
チームエントリーは16名以内、区間エントリーのチーム編成は正選手10名、補欠選手6名以内とする。ただし、留学生は、エントリー2名以内、出走1名以内とする。
ということで、登録自体は1チームにつき2名、出走は1名ということになっているようです。
箱根駅伝の出場資格のまとめ
いよいよ、駅伝シーズン。
箱根駅伝はランナーの夢ですが、その場に立てる出場資格は
- 関東学連加盟大学であること
- 前年度の箱根駅伝10位以内+箱根駅伝予選会10位以内+関東学生連合チームに選ばれる
- エントリーは4回まで
- 年齢制限なし
- 留学生は登録2名、実際走れるのは1名
ということです。狭き門ですが、夢に向かって。。。