X
[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

脳梗塞のカテーテル手術ステント治療はするべきなの

脳梗塞のカテーテル手術を勧められた場合、する方がいいのかしないほうがいいのか悩みますね
というか、父の場合は医療は絶対と信じていたので、迷うことなくカテーテル手術はお願いしました

脳梗塞のカテーテル治療といってもいろいろな場合があります
父の場合は頸動脈狭窄症ということで頚動脈にプラーク(血液のおかゆ状の固まり)が貯まっていつ脳梗塞を起こしてもおかしくない状態だったので頚動脈の狭窄部分に“ステント”と呼ばれる金属性の網状の筒を留置して、血管を正常径まで拡張させる手術でした

最近は脳動脈瘤治療にステントが使われるようになっているようです

私が、ここでいうカテーテル手術 ステント治療はあくまでも頸動脈狭窄症にないするものですが

今度、母や主人が同じような状況になったときにも
「してください」と答えるかどうかは、正直悩みます
年齢や状況によって全く違うので、一概のどちらがいいとは言えませんが

高齢なら私はカテーテル手術をしないと思います

脳梗塞のカテーテル手術ステント治療はするべきなの?

脳梗塞のカテーテル手術って

カテーテル手術は足の付け根の血管(大腿動脈)からカテーテルを通して、血管の中から狭窄部位を広げる治療です。
父の場合は頸動脈狭窄症で
大脳に血液を送る最も大切な首のあたりの血管である頚動脈に
血管壁の内膜に余分なコレステロールが染みこんでプラークというおかゆ状の固まりが貯まって、血液が流れる部分が狭くなるとともに、プラークが剥がれて血栓を形成しやすくなり、脳梗塞を起こす危険性が高くなっていました

2度?の脳梗塞の原因と考えられる、ものです

病院の先生としては
いつまた、大きな梗塞をおかすかもしれない状況なので、手術を勧めてくれました

医学的にはもちろん問題はありません

ただ、人間として、大きな梗塞を起こしてなくなるという選択肢もあったなということを全て終わった今となっては思います
医学の進歩が人間が幸せになるとは限らないということです

スポンサードリンク

脳梗塞のカテーテル手術ステント治療の後

父の場合 80歳前で、左半身付随でもリハビリを頑張って少しずつ動くようにはなっていましたが
頸動脈狭窄症のカテーテル手術の後、脳に血液が溜まって人格が変わったように暴れだしました
少し落ち着いてきても、頭の血はなかなか収まらなかったので、頭の血を抜く手術をしたりといったこともあり、リハビリが中断して、左半身付随がひどくなってしまいました

ステントを入れる手術そのものは問題なく成功したのですが、
そこからの数ヶ月はホント大変でした

子供の頃にみた、小林桂樹さんが脳の病気で、人格が変わって奥さんに暴言を吐くドラマを見たとき脳の病気は怖いと思ったのですが、まさにそんな感じでした

ステントを入れるときに剥がれたプラークが飛んで新たな脳梗塞を起こすリスクはあると説明はされていたのですが、こんな症状は全く頭になく、手術後の暴言は本当にびっくりしました

病気だとは分かってても、ショックは大きかったです

そこからのリハビリは、ほぐす程度のもので、再び歩くことはできませんでした

脳梗塞から寝たきりに

脳血管疾患は、死因の3位で、寝たきりになる原因の第1位は「脳血管疾患」(主に脳卒中)で約39%と圧倒的な割合だそうです
高齢によるものや骨折・転倒などの他の原因と比べものになりません
父もなくなったのは、84歳ですが、健康年齢で言えば、79歳からは脳梗塞との戦いでした

脳梗塞などの脳血管は、肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病によって進行したものが多ので、一概に年齢できれるものではありませんが
50代・60代ならリハビリや治療は効果的ですが
70代後半や80代では治療の効果が出る方も多いでしょうが、父のような感じの方も多いのでないでしょうか・
少なくとも、口から何も食べれなくなった10ヶ月程は思い出しても涙が出そうになります

⇒胃ろうのメリットデメリットについてはこちら

スポンサードリンク
lifebasicabc: