桂ざこばさん(69歳)が脳梗塞で救急搬送というニュースのあと
快方に向かっており、食事やトイレも一人でできる状態で、家族ともコミュニケーションが取れているというニュースを聞いてほっとしました
発症から2時間以内という早い段階で処置だったようですね
脳梗塞は早期発見して処置すれば後遺症も残ることなく元気に生活ができるんです
私の知り合いで、60歳前に脳梗塞を発症した方は、自分の考えがまとまらず、頭の調子が良くないと思って近くの病院に行った時、すぐに大きな病院に行ってくださいと救急車で運ばれ点滴治療した方がいますが
手足の麻痺も脳などの後遺症も全く残らずに元気にされています
3年前に亡くなった父は高齢だったこともあり初期症状に気がつかず左半身が動かず寝たきりになってしまいました
今でも、父のちょっとした異常を年だからと思ったことに後悔します
脳卒中や脳梗塞は突然やってきます。
処置が遅くなればなるほど、死の危険性が高まりますし、後遺症も大きくなってしまいます。
脳梗塞の初期症状を知っておくことにより、自分や家族の症状の変化を見逃さないでください
脳梗塞の症状を早期発見するための 初期症状って
脳梗塞の初期症状って
体の片側に力が入らない・しびれがある
父の場合運転中に左手が動かなくなりました。幸い事故にはなりませんでした
顔がゆがむ
言葉が上手くしゃべれない
片目だけ、目が幕がおりたかのように見えなくなった
ものが二重に見える
めまいがする
ふらつき
吐き気がする
父の場合は左手が動かなくなる前には
計算ができないや考えがまとまらないといったことも言っていました
こういった症状はある日突然やってきます
そのまま続く場合もありますが
数分~長くても24時間以内に症状が消えてしまう一過性脳虚血発作(TIA)の場合もあります
これは脳梗塞の前触れなので
「疲れているから」とか、「今日は体調が悪い」といったことでほっておかずに
必ず、神経内科のある病院を受診しましょう
一過性脳虚血発作(TIA)の発症の直後が脳梗塞を発症する危険が高いと言われています
脳梗塞の早期発見の治療は
家族が脳梗塞で倒れて入院となったら
手術をイメージしますが薬物治療とリハビリテーションの併用が一般的です。
早期発見の脳梗塞は点滴で治療することが可能なんです
発症から治療開始の時間によって薬の種類が違ってきます
特に、発症から1・2時間(~4時間まで)に治療を受けられると脳へのダメージも少なく回復が素晴らしいそうです
ただ、発症してからこの短時間に受けるには、救急車を呼び、適切な治療が受けられる病院へ運んでもらう
救急車を待っている間はたったり、歩いたりせず寝かせておくことも大切です
脳梗塞の治療は発症から4時間以内って?
脳梗塞の治療は発症してからどのくらい時間が経っているのかによって、治療方針、回復度、後遺症度が変わります。
超急性期に発見され、ただちに検査・治療できる病院に搬送されれば、詰った血管を再開通する治療を行います。
時間が経てば脳細胞が壊死してしまい、梗塞となります。
超急性期の治療法は
梗塞を起こした血栓を溶かして血流を再開させる治療です
血栓を溶かす薬剤(血栓溶解薬)を点滴します
ただこの治療を実際受けれたラッキーな患者さんは1割以下のようです
4時間に間に合わなくても、
脳梗塞は、通常脳の血管が血栓などで詰まって起こります。そのため、入院後はまず薬で血栓を溶かす治療を行います。経過によりますが、急性期治療を1-2週間行い、その後は後遺症の程度に応じたリハビリを数週間〜数ヶ月間行います。
後遺症を軽減するために治療初期からリハビリテーションに取り組んでいきます。
脳梗塞と一口にいても症状の全くない小さいものから、死亡の直接の原因となる大きなものまであります。
父の場合軽い脳梗塞で入院して、1ヶ月くらいの入院で点滴治療を受けている時に
病院で大きな脳梗塞を起こして危篤状態になりました
まだ、意識がしっかりしていない状態でもリハビリは始まします
倒れて2・3日でリハビリテーションが始まった時のびっくりしました
なんでも、手足の麻痺・言語障害などが認められた場合、機能を回復させるためのリハビリテーションを行います。理学療法・作業療法・言語療法などがあり、後遺症の軽重を問わず1日でも早くスタートすることが望ましいとされています。
そこからリハビリの日が始まります
脳梗塞で倒れてからどんな風な治療や介護が必要なのかこちらにまとめてみました