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キトラ古墳壁画が公開 四神(しじん)の館もオープン

以前から、大掛かりな工事をしていたキトラ古墳周辺地区が、平成28年9月24日(土)にオープンします。それに合わせ、キトラ古墳周辺地区の目玉施設のキトラ古墳壁画体験館四神の館もオープンし、キトラ古墳壁画の実物も9月24日(土)~10月23日(日)9:30~17:00公開されます。公開は通年ではなく、期間限定のようです
古墳周辺地区は国営飛鳥歴史公園の5番目の地区となり、キトラ古墳やキトラ古墳壁画についてわかりやすく学ぶことができるキトラ古墳壁画体験館 四神の館の他、園内の工房や田畑において、飛鳥を楽しむ様々なプログラムを体験することができます。

キトラ古墳壁画が公開って

キトラ古墳壁画は1983年に壁画が発見され、2000年に特別史跡に指定されるなど、高松塚古墳に匹敵する飛鳥の枢要な文化財。
約10年がかりの修復を終えたキトラ古墳壁画の「朱雀(すざく)」「白虎(びゃっこ)」「天文図」の3壁画を、奈良県明日香村の修復施設から、四神の館うつされ、9月24日から10月23日まで公開されます。残る「青龍(せいりゅう)」と「玄武(げんぶ)」などの壁画についても今年中に修復を終え、保存・展示施設に搬入されるそうです

キトラ古墳の天文図は漆喰(しっくい)の上に金箔(きんぱく)と朱線で、黄道(こうどう)や天の赤道と74の星座が描かれている。古代中国の洛陽か長安付近で観測、製作された天文図をもとに描かれた

キトラ古墳壁画が公開されているキトラ古墳壁画体験館四神の館って

四神(しじん)は古代中国の方位を表す4つの動物「青龍(せいりゅう)」、「白虎(びゃっこ)」、「朱雀(すざく)」、「玄武(げんぶ))」のことで、キトラ古墳には東西南北の各壁に4つの動物すべてが描かれていました。

キトラ古墳壁画体験館四神の館は、キトラ古墳壁画の保存・展示施設は地上1階地下1階で、広さ約2500平方メートル。壁画を紹介するマルチシアターなども備え、同公園「キトラ古墳周辺地区」のメーン施設

キトラ古墳壁画の実物は期間限定で公開されます
キトラ古墳壁画の第1回公開は、9月24日(土)~10月23日(日)9:30~17:00で入場料は無料ですが事前申込制になっています(申し込みは終了しています)

高松塚古墳とも近いので、一緒に訪れてみるのもいいですね

キトラ古墳壁画は東京でも大人気でした

キトラ古墳壁画は2014年春、東京国立博物館で、特別展「キトラ古墳壁画」が開催され、連日待ち時間が120分を超えるほどの大盛況だったようです。
キトラ古墳壁画特別展が東京で開催されたのは、キトラ古墳壁画体験館四神の館の中にあるキトラ古墳壁画保存管理施設に移されると、今後、壁画を遠方へ移動して公開することは技術的に困難になるからのようです

関係者によると

はぎ取り当初と比べるとかなりきれいになった。公開では感動していただけると思う
という自信作のようです
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キトラ古墳へのアクセスは

国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区開園に伴い、新規バス路線「飛鳥キトラ線」が開通します。
9/24(土)・9/25(日) 飛鳥駅~キトラ間 シャトルバス(無料)
9/26(月)~9/30(金) 飛鳥駅~キトラ間 1日 14便 運賃190円
10/1(土)~ 飛鳥駅~キトラ間 1日 5便 運賃190円

また、飛鳥地域の移動には「明日香周遊バス(通称:赤かめ)」が大変便利です。
周遊バス1日フリー乗車券大人650円 / 子ども:330円

キトラ古墳周辺地区は近鉄線から一番近い地区になりますので、近鉄の最寄駅から徒歩も可能です
近鉄壺阪山駅より1km強 徒歩15分
近鉄飛鳥駅より2.5km 徒歩25~30分


キトラ古墳周辺地区には無料の駐車場もあります
四神の館の道を挟んだ前に台数は20台+大型バス6台程度と、飛鳥駅よりに第2駐車場42台分があります
四神の館と高松塚周辺だけなら駅から歩ける範囲なので、公共の交通機関かレンタル自転車もおすすめです

最後に

7世紀末~8世紀初めキトラ古墳
キトラ古墳に埋葬されている人物には諸説ありますが、天武天皇の皇子、もしくは側近の高官の可能性が高いと見られています。
古代への思いと日本の原風景のようなのどかな明日香村の自然を楽しんでみるのはいかがですか
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⇒四神の館の四神の意味についてはこちらにまとめています
⇒明日香 飛鳥のおすすめランチはこちら

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