京都の妙心寺にある東林院では沙羅双樹を愛でる会を6月に開催されています
2016は6/15~6/30(木)ですが、庭園の十数本の沙羅双樹は○年より早めに開花しています
梅雨の頃に白い椿のような花を咲かせ、朝咲くと夕方には散ります
緑の苔の上に浮かぶ散った白い花「一日花」の風情が何とも言えません
そんな、妙心寺の東林院へのアクセスと、他に京都で沙羅双樹の花を楽しめるお寺もご紹介します
東林院の沙羅双樹を愛でる会へアクセスは
『平家物語』にうたわれた沙羅双樹の花の庭園。
日本の寺院では、インド原産の沙羅の木の代わりとして夏椿を沙羅双樹(さらそうじゅ)の花」と呼ばれ親しま
雨上がりか雨降りの日、または午前中がおすすめです
東林院
東林院は妙心寺の塔頭の一つです。妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山で、広大な境内には40余りの塔頭があります。
会場 妙心寺塔頭(たっちゅう) 東林院
日時 2016/6/15(水)~6/30(木) 9:30~16:00
住所 京都市右京区花園妙心寺59
東林院の沙羅双樹を愛でる会へのアクセスは
妙心寺は広いので南門から北門でも10分程度かかります。東林院は南北ではほぼ真ん中のあたりなのでどちらからでも大丈夫です
沙羅双樹の庭園を眺めながら抹茶を楽しめるほか、季節の野菜を使った精進料理を味わうことも
妙心寺 南門へ
電車:JR嵯峨野線(山陰本線)「花園駅」下車
バス:「妙心寺前」下車
京都バス「三条京阪」始発61・62・63・65番
市バス「四条烏丸」始発91番・「錦林車庫」始発93番
妙心寺 北門へ
電車:嵐電〈京福電鉄〉北野線「妙心寺駅」下車
バス:「妙心寺北門前」下車
JRバス「京都駅前」始発
市バス「京阪三条」始発10番・「京都駅」始発26番
妙心寺 駐車場
自家用車700円
営業時間:9時〜17時
第1駐車場 花園会館横(自家用車50台・バス9台収容可能)
第2駐車場 花園会館向かい側 下立ち売通り沿い
沙羅双樹の花を京都で見るなら
妙心寺塔頭の東林院の他に沙羅双樹を楽しむには
妙心寺の近くにある法金剛院もお花の寺として人気で、沙羅双樹(10本ぐらいです)紫陽花、蓮の花と6月の花が楽しめます
JR花園駅の駅前にある法金剛院というお寺がおすすめです。
京都市右京区花園扇野町49
大人 500円、見学所要時間 約30分
自家用車20台分 無料
他に、嵐山の鹿王院
紅葉の名所でもあるので、この季節は青モミジと苔と沙羅双樹が楽しめます
鹿王院へは京福、JR「嵯峨嵐山」徒歩5分 京福嵐山線「鹿王院」徒歩3分
京都市右京区嵯峨北堀町24
大人 400円、見学所要時間 約30分
駐車場情報 4台
三千院の
宝泉院
京都バス 大原下車 徒歩約15分
京都市左京区大原勝林院町187番地
大人 800円、見学所要時間 約40分
駐車場情報 無
廊下の天井は血天井
寂光院
京都バス 大原下車 徒歩約15分
左京区大原草生町676
大人 600円見学所要時間 約30分
自家用車50台分 300円
宝泉院と寂光院は同じ方向ではないので、歩くと30分ほどかかります
また京都府立植物園では夏椿ではない本当の沙羅双樹を見ることができますが、花は咲いていないようです
⇒この季節の京都は観光客が少し少なくて新緑が綺麗なのでおすすめです
沙羅双樹の花と夏椿って
平家物語の
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理(ことわり)をあらはす
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ ひとへに風の前の塵に同じ」
インド原産の沙羅双樹は日本では育たなかったそうです
夏椿が代用とされたかは、咲いて一日でかれてしまうということで
人生の儚さが感じられるからや、葉っぱが沙羅双樹と似ているからなど、諸説あるそうです