小学校入学準備といえば、名前書きなど用意するものやお勉強に頭が行きがちですが
一番大切なのが、交通事故の対策です
親としても、小学校に入学すれば、子どもたちは親の手を離れて登下校するので、
ちょっと手が離れると思う反面
交通事故は大丈夫?と思う気持ちもありますね
何でも、交通事故は小学1年生の男子が一番多いんです
7歳児の死傷者数は成人の2.5倍
さらに、男子が女子の2倍以上にもなるんです
小学校の入学準備 男の子には交通事故の対策を
小学校の入学準備として、男の子には特に交通事故の安全教育をしっかりしておきましょう
小学生の男の子の交通事故って
小学1年生の男子の交通事故で多いのは
73%が日中で薄暮時を含めると93%が日中・薄暮時に交通事故が起きています
平日の事故が土日の約2〜2.5倍
登下校中※約3割
自宅から500メートル以内で多発
道路横断中、飛び出しや横断違反が原因で事故に遭うことが多いんです
男の子を持つ親なら、皆さん心当たりがあるんではないですか
息子も信号のない横断歩道を飛び出して、曲がってきた車と当たりそうになったことが数回あります
遊びに来ていた子供たちが自転車で帰る様子を見ていたら、いつ事故が起こってもおかしくない状態です
幸い、車の量が少ないのと、スピードを出す車がほとんど通らない道だったので事故には合わなかったですが
小学校の入学準備に交通事故の対策が必要なのは
小学1年生の男子の交通事故が一番多いことからわかるように
行動範囲が広がり、親の目からも離れてしまい
事故が起きている状況はほとんど平日の登下校中や発生放課後友達と遊んだりする頃なんです
友達とふざけていてということもあります
交通事故の怖さは入学までにしっかり教えておきたいものです
また、小学1・2年の男の子は中間反抗期で、親の言うことを聞かなかったりということも多いので
入学前の幼稚園や保育園の行き帰りや子供とお出かけの時に、
車の危険性についてわかりやすく説明しておきましょう
警視庁の標語に
青だけど 車はわたしを みてるかなとあるように
車はちゃんと安全を確認していないこともあるから気をつけないといけないことや
危険な運転もあるということを入学までにしっかり頭にたたき込んでおきましょう
小学校の入学準備として男の子に教えておくポイントは
特に横断のルールを教えることが大切です
小学生の事故で圧倒的に多いのは、道路横断中の事故です。
信号機がある交差点、横断歩道しかない道路、信号機も横断歩道もない場所など。
お子さんと同じ目の高さになって周りを見ることも大切です。
道路を渡るときは横断歩道を渡る
道路や車のそばでは、絶対に遊ばない
道路には飛び出さない
は基本です!!が
ポイントは
「立ち止まる」
信号機があってもなくても、横断する前は必ず立ち止まりましょう
「よく見る」
左右をよく見て、車や自転車がこないかよく見ましょう
道路を横断中も車が来ていないかを確かめましょう。
後ろからも車や自転車がこないかよく見ましょう(左折時の巻き込み事故が多発しています!)
「無理しない」
近づいてくる車や自転車が見えたら、通り過ぎるまで待ちましょう
信号が変わりそうなときは、無理せず次の青信号を待ちましょう
子どもは興味があると、そのことに夢中になって、周囲の状況が目に入らなくなり、危険なことの判断ができなくなります。
ゲームをしながら、本を読みながらなど、他のことに目線と気を取られての歩行はとても危険です。これも絶対にやめましょう。
道路には危険がいっぱい!
入学前には
通学路だけでなく、塾や友達の家までや公園など遊びにいく道路の危険ポイントも子どもの目線でチェックしておきましょう