法事のお供え物は和菓子や洋菓子とお菓子が多いですが、

お供え物の選ぶポイントさえ押さえれば、お菓子以外のお供え物でも喜ばれます。

お供えする相手に合わせて喜ばれるお供え物を選びましょう。

法事のお供え物を選ぶときに気をつけたいポイントは、

  • 日持ちのする物
  • 分けて持ち帰ってもらえるもの
  • パッケージがあまり派手でないこと
  • 持ち帰ってもらう場合は重い物は避ける

さらに、
故人の好きだったものならなおさらいいですね。

法事では、故人のことを考えるだけではなく、施主に対しても気を使い、その法事に見合ったお供えを持参しましょう。
ここでは、おすすめのお供え物やお供えのマナーについてお伝えします。

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法事のお供え物 お菓子以外のおすすめは?

法事のお供え物はお菓子なら袋菓子などの個包装されているものが無難です。ゼリー等もいいです。

法事のお供え物は、食べ物や飲み物など消費されてなくなる消えものがおすすめです。

お菓子以外でおすすめは

法事のお供え物 お菓子以外のおすすめは?

果物

いろいろ盛り合わせられているバスケットもいいですが、ミカンをはじめ、箱入りの果物も喜ばれます。
季節によっては缶詰の詰め合わせやゼリーなどもいいです。

缶入りの飲み物

缶コーヒーや缶ジュース
家によっては、ビールなどのアルコールも喜ばれます。

コーヒー・お茶等

インスタントもドリップ式でも、今はフレーバーもいろいろ選べます。

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線香

専門店の少し高級な物

他にも、海苔や佃煮なども年配のお宅には喜ばれますし、お花が好きな方にはフラワーアレンジメントのお花なども喜ばれます。

法事のお供え物 お菓子のおすすめは?

お菓子以外を見てみて、やっぱり、お菓子でいいかな?と思われた方に、おすすめのお供え物をご紹介します

京都で人気のおせんべい。味はもちろんですが、見た目、心遣いが行き届いています。
デパートでも購入できます。

法事のお供え金額の相場

法事のお供え物の金額は3000円~5000円が相場です。

お供え物とは別に、法事に招かれた時は、供物料(現金)を包むのが一般的です。

家や地域によっても違います。

「お斎(料理)代」+「引き物(みやげ)代」で1万円くらいなので、

それを見込んで1万円から2万円程度を包むのが、一般的で、夫婦で出席する場合は2~3万円になります。

一周忌などは3~5万円と少し多くなります。

法事のお供え物ののしのマナー表書きの書き方やのし

法事のお供えのマナーについて説明します。
まず、法事など弔事のお供えではのしは使いません。

熨斗(のし)は慶事など「お祝い」の際に使用するものです。

通夜やお葬式や法事などのお悔やみ・弔事の際に現金を包む水引きのついた袋は不祝儀(ぶしゅうぎ)袋といいます。

お悔やみ用ののし袋、香典袋ともいいます。

慶事用のかけ紙を「のし紙」と呼びますが

法事のお供え物にかける、かけ紙をのし紙というのは間違いでかけ紙とよびます。

最近では、法事など弔事の場合も、のし紙・のし袋とごっちゃになって使われていますが、本来は違うということを頭に置いておきましょう。

法事のお供え物の表書きや水引の色は

現金の場合は、黒白又は双銀の水引の袋に、

表書きは

  • 御供
  • 御仏前
  • 御供物料

と書きます

下には、おなじ姓の親戚が多い場合はフルネームを書きます。

関西では、49日以降は黄白の水引を使われることが多いです。

私は1周忌以降は御供で黄白の水引を使っています。

もし、身内に聞ける相手がいる場合は確認すると安心です。

かけ紙をつけてもらう時「おそなえでお願いします」と言うと『御供』と書いてくれます。

五十回忌以降の法事などは【赤白】などにする地域もあるようです。

水引と表書きは地域や宗派によっての違いがありますので参考にしていただければと思います。

法事のお供え物の渡し方や向きは

供物や供物料は、いきなり仏壇や祭壇にお供えしないで、必ず施主に「御仏前にお供えください」と差し出すことが、マナーです。

もちろん渡すときは相手が正面で読める向きです。

お供えするときは、仏様から見て正面ではなく、参拝者の方から見て正面の向きが正解です。

法事のお供え物は外のしと内のしどちらがいいの?

法事のお供え物ののし紙のかけ方には、

  • 内のし
  • 外のし

の2種類があります。

お供え物を買うとき、外・内どちらにかけますかと聞かれて迷いますよね。

のし紙のかけ方に厳密な決まりはなく、どちらのかけ方もマナー違反にはなりません。

外のし

一般的には、たくさんのお供え物が並ぶ法事では、ひと目で誰からの物かわかるようにが使われやすい傾向があります。

内のし

一人で訪問するときや式典に出席せず、お供えのみ送る場合は内のしをすることが多いように思います。

最後に

法事のお供え物について、参考になりましたか?

ただ、法事のお供え物やマナーは、地域や宗派・家庭の慣習によっても違います。

もし親しい間柄なら、施主の方に前もって聞いてみるのもいいですね。

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