二十四節気では春分の次には清明(せいめい)というものがきます。あまり聞きなれない言葉なので
どういう日なんだろう?何をする日なんだろう?と不思議に思い
詳しく調べて、子どもたちにも教えてあげたいと思います。
清明とは
清明は、二十四節気の一つで、春分の次に来る第5節目です。
だいたい4月5日頃からで、次の穀雨(4月20日ごろ)の前の日までの15日間が清明となります。
2016年は4月4日が清明だそうです
春を迎える頃は生き生きとしていて清らかである、という意味の「清浄明潔」という言葉を短くしたのが、清明です。
すがすがしい南東からの風が吹き、いろいろな花が咲き、
春本番を迎えて、何もかもが生き生きとする頃です。
特に、桜は満開になり、各地でお花見のシーズンを迎えますね。
二十四節気の清明にはなにをするの?
清明の前の「春分」では、春のお彼岸の頃となるので、お墓参りをしますが、清明の頃は何か慣習があるのでしょうか?
実は、沖縄の方では、清明を迎える日を清明祭り(シーミー)といい、お墓参りをする習慣があります。
しかも、お墓の周りに親せきが集まり、お墓に眠るご先祖様と一緒に、お重に詰めた料理を食べるという風習もあるとか。
これは、中国の「清明節」という、お墓参りをする風習からきているものと考えられています。
中国では、日本でいうお盆の頃にあたり、とても重要な行事なのだそうです。
清明にはなにを食べるの
清明の頃の食べ物については、沖縄の清明祭(シーミー)では、お重に詰めるものとして定番なのが、
昆布巻き、豚肉、揚げ豆腐、ごぼう、ラフテー、果物、おまんじゅうなどです。
でも、沖縄以外の地域では、清明の頃にわざわざこれらを重箱に詰めて食べる、という習慣はありません。
この頃の旬の食べ物といえば、例えばアスパラガスやさやえんどう、たらのめやふき、みつばやさわら、しらすやいちご等ですね。
旬の物をたくさん使ったお弁当を持って、お花見に出かけるのも素敵ですね!
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まとめ
清明の頃は、すがすがしくて気持ちの良い、春本番の頃で、お花見も楽しめる時期ですね!
子供の入学式などがある人も多いですし、何だか気分がわくわくするような、素敵な季節です