桜といえば吉野山
なんといっても奈良の吉野山の桜が1番です(と私は思っています^^)

吉野山は4月には全国からたくさんの観光客の方が訪れます
古来から日本一の桜の名所として知られているため、一度は訪れてほしい場所でもあります。
1300年前、役行者が金峯山寺を開くとき、感得した蔵王権現を桜の木に刻んだことから、ご神木として保護されてきました。
私がおすすめしたいのは
上千本にある花矢倉周辺からの下千本、中千本を眼下に眺めるスタイル
中千本の五郎兵衛茶屋周辺から如意輪寺
吉水神社からの上千本を見上げる眺め
桜と蔵王堂
下千本の観光駐車場から七曲周辺

です

ただ、吉野山は標高によって桜が満開の時期が変わってくるので、上のほうにある上千本エリアが満開になっている時期は下千本のエリアは葉桜となってしまっている場合があります。

上千本にある花矢倉周辺からの桜を楽しみたいなら
中千本のエリアが見頃で、下千本が散り始める時期を狙うといいです

ただ、年によって開花時期が一緒になるときやずれるときがあります

また吉野山には世界遺産、重要文化財に認定されている金鋒山寺・大和3庭園のひとつ竹林院群芳園・子授けの神として信仰がある吉野水分神社など桜とは違った見どころもたくさんありますので、1度に全部網羅は厳しいので、四季ごとの吉野山を味わっていただけば嬉しいですね。

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吉野山の桜 歩き方やおすすめルートや

吉野山は見どころが多く山全体がハイキングコースのようになっていますので、じっくりと見ようと思ったら最低でも丸1日、できれば1泊したいものです。
もちろん秋は紅葉、冬は雪景色と一年中違った趣がありますが、やはり一度は桜の満開の季節に訪れておきたい場所です。
そして一度訪れたらまた行きたくなります。
そんな吉野山の他にはない美しさの理由は、桜の花の美しさは言うまでもなく、桜の儚さと歴史に刻まれた悲哀が重なり、更には観光地であるのにその荘厳さを失わない、修験の御山独特の心が落ち着く雰囲気にあるのではないでしょうか。
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吉野山の桜の見頃


シロヤマザクラを中心に3万本ともいわれる桜が、
下千本、中千本、上千本、奥千本へと咲き上がり、4月上旬から下旬まで桜が楽しめます
2015の開花情報をご紹介しますが
年によって変わってきます
⇒吉 野 山 桜 開 花 状 況 調 べ
下千本(しもせんぼん)3/30 開花・4/4~8見頃 4/13葉桜
中千本(なかせんぼん)4/1 開花・4/5~10見頃 4/14葉桜
上千本(かみせんぼん)4/3 開花・4/7~11見頃 4/15葉桜
奥千本(おくせんぼん)4/9 開花・4/12~15見頃 4/18葉桜

吉野山の桜 歩き方やおすすめルート

何度も言いますが、年と天候によっておすすめは変わってきます
ちょうど見ごろの時に残念ながら嵐のような寒い日になったり、桜は終わりかけでもいいお天気なら気持ちのいいハイキングにもなります
訪れる時に桜がどこに咲いているかで選んでください
桜は山全体にあり、神社仏閣も多く基本は徒歩移動です。たくさん歩くことになりますので、必ず履きなれた歩きやすい靴で行くようにしましょう。
見頃は初詣のような人ごみになりますので神社やお寺をゆっくり拝観は諦めましょう

健脚コース

山登りが趣味という方におすすめのコース

※こちらのマップをクリックしていただくと大きなマップになります

吉野駅からささやきの小道を40分ほど歩いて後醍醐天皇陵のある如意輪寺に道沿いには大きな枝垂桜が何本もあります。
ささやきの小道がわかりにくい場合は、吉野温泉元湯と聞けば地元の人にも通じます
話はそれますが、こちらの温泉は開湯は300年ほども前で、吉野の隠れ湯です
予約は1年前に^^;

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吉野駅⇒ささやきの小道(40分)⇒如意輪寺(20~30分)⇒(途中吉野の街並みや見上げると滝桜も見れます)20~30分⇒五郎兵衛茶屋(20~30分)⇒桜本坊(20~30分)⇒竹林院群芳園(20~30分)⇒バスで奥千本へ(20~30分)⇒(何もない山の中を歩いて下ります。途中もみじの名所 高城山展望台もも)30~40分⇒吉野水分(みくまり)神社⇒花矢倉⇒(ここの下り坂からの桜の眺めがイチオシです)30~40分⇒桜展示園(後醍醐天皇の慰霊碑も)⇒(竹林院群芳園・桜本坊を帰りに入れてもいいです)⇒勝手神社⇒(ここからロープウェイの吉野山駅が吉野の旅館街・お土産物屋さんのメイン通りになります)⇒吉水神社(一目千本桜)⇒東南院⇒蔵王堂⇒銅(かね)の鳥居⇒黒門⇒ロープウェイまたは七曲りを歩く⇒吉野駅

と歩くスピードにもよりますが、6~7時間コースになります
桜はまだ少ないですが、奥千本で金峯神社、源義経がその身を隠したという義経かくれ塔、西行が3年ほど住んだ西行庵等をプラスしたら
鉄板プランになります
※西行庵は少し離れていますので往復で1時間ほど見ておいてください
途中、道なき道を行く感じになりますので、靴はくれぐれもご注意を

歩くコースは朝早くがおすすめです
人が少ないのもありますが、空気の清々しさが格別です

橿原神宮前05:45⇒06:44吉野着が始発のようです^^
如意輪寺 4月観桜期 7時~17時
桜本坊 拝観時間 8時30分~16時(不定休)
竹林院群芳園 拝観時間 8時~17時(年中無休)

ハイキングハードコース

ハイキングといっても結構歩くコースになりますが
吉野駅から奈良交通の春の臨時バスに乗車して如意輪寺へ
如意輪寺(20~30分)⇒(途中吉野の街並みや見上げると滝桜も見れます)20~30分⇒五郎兵衛茶屋(20~30分)⇒桜本坊(20~30分)⇒竹林院群芳園(20~30分)⇒バスで奥千本へ(20~30分)⇒(何もない山の中を歩いて下ります。途中もみじの名所 高城山展望台も)30~40分⇒吉野水分(みくまり)神社⇒花矢倉⇒(ここの下り坂からの桜の眺めがイチオシです)30~40分⇒桜展示園(後醍醐天皇の慰霊碑も)⇒(竹林院群芳園・桜本坊を帰りに入れてもいいです)⇒勝手神社⇒(ここからロープウェイの吉野山駅が吉野の旅館街・お土産物屋さんのメイン通りになります)⇒吉水神社(一目千本桜)⇒東南院⇒蔵王堂⇒銅(かね)の鳥居⇒黒門⇒ロープウェイまたは七曲りを歩く⇒吉野駅

このコースでも6時間ぐらいはかかりますが、上がりをバスにするので少しはマシになります

ハイキングミドルコース

如意輪寺と五郎兵衛茶屋をとばして、吉野駅から奈良交通の春の臨時バスに乗車して中千本公園へ、続けて奥千本までバスであがり
吉野水分(みくまり)神社⇒花矢倉⇒(ここの下り坂からの桜の眺めがイチオシです)30~40分⇒桜展示園(後醍醐天皇の慰霊碑も)⇒(竹林院群芳園・桜本坊を帰りに入れてもいいです)⇒勝手神社⇒(ここからロープウェイの吉野山駅が吉野の旅館街・お土産物屋さんのメイン通りになります)⇒吉水神社(一目千本桜)⇒東南院⇒蔵王堂⇒銅(かね)の鳥居⇒黒門⇒ロープウェイまたは七曲りを歩く⇒吉野駅

これで、3~4時間のコースになります

上千本まで上がるなら、お弁当は
花矢倉を少し降りたあたりの道沿いで食べられている方が多いですが、おすすめは
宮滝へのハイキングコースの細い道に入ったお墓の近くのあたりは、景色もいいのでお天気のいい日はおすすめです

中千本なら五郎兵衛茶屋か桜展示園あたりでしょうか

ハイキングライトコース

奥千本・上千本を飛ばして
吉野駅から奈良交通の春の臨時バスに乗車して中千本公園(終点)へ
五郎兵衛茶屋(20~30分)⇒桜本坊(20~30分)⇒竹林院群芳園(20~30分)⇒勝手神社⇒(ここからロープウェイの吉野山駅が吉野の旅館街・お土産物屋さんのメイン通りになります)⇒吉水神社(一目千本桜)⇒東南院⇒蔵王堂⇒銅(かね)の鳥居⇒黒門⇒ロープウェイまたは七曲りを歩く⇒吉野駅
これで3時間ほどのコースになります

吉野山の桜 歩き方まとめ

吉野山の桜を楽しむには朝早くか夕方車で回るか、頑張って歩くのがおすすめです
歩き方のおすすめは上まで上がって、下りながら桜を楽しむのがおすすめです

バスツアーで3~4時間滞在プランの場合でも、吉水神社まではいって一目千本桜は見て欲しいですね
人だけ見て帰ったや
わからないまま奥千本までバスで行ってしまって、やたら山の中を歩かされたなんてことにならないように
あらかじめコースを決めておきましょう

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