山の日が今年2016から実施されます
以前から海の日はあるのになぜ山の日はないのという声が多かったですが
2016年から「山の日」という祝日が8月11日に設定され、日本の祝日は15日間から16日間となりました。7月にある海の日は当初は7月20日で設定されていましたが、2003年の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)により、7月の第3月曜日となっているので、山の日もそんな風に変わるのでしょうか?
山の日の由来や意味について調べてみました

スポンサードリンク

山の日と海の日はいつ 毎年違うの?

山の日は8月11日と日が決まっていますが、1996年から始まった海の日は当初は7月20日と設定されていましたが、2003年からは、7月の第3月曜日と変更になりました

なので、山の日は毎年同じ8月11日、海の日は毎年違う第3月曜日となります

山の日は子供たちにとっては夏休み中なので特に関係ないという感想が多いのではないでしょうか

山の日の由来や意味は?

山の日の由来は山に関する特別な出来事などの明確な由来からではなく
海の日はあるのになぜ山の日はないのという単純な理由から生まれたそうです
『日本山岳会』さんが中心で、2010年の4月から取り組みをスタートさせ2014年(平成26年)5月に山の日が制定されました

国民の祝日に関する法律の第2条では、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」
という趣旨の日なんです

学生にはあまり興味はありませんが、サラリーマンにとっては、夏のバテてる暑い時の休みで、お盆休みの時期を少しずらしての帰省や旅行なども可能になるので、ちょっとありがたい祝日になります。

スポンサードリンク

山の日が6月にならなかったのは

山の日は最初、山開きの日の前後になる6月の第一日曜日や海の日の前後、盆休みと連続させやすい8月12日が候補だったようですが、登山シーズンは夏~秋の初めということとお盆休みの経済的な効果も狙ったのでしょう。また、13~15のお盆にくっつく8月12日が有力候補だったようですが、
1985年の日航ジャンボ機墜落事故の日ということで、8月11日になったそうです

海の日の由来や意味は?

海の日の意味も「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」こととなっています。が、海の日には由来があります
設定された当初の7月20日は海の記念日という記念日でした
その海の記念日の由来は1876年明治天皇が東北地方巡幸の際、軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」で巡航され、7月20日に横浜港に帰着したことにちなみ、1941年から設定されていたそうです
「国及び地方公共団体は、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)第2条に規定する海の日において、国民の間に広く海洋についての理解と関心を深めるような行事が実施されるよう努めなければならない」と海の日の行事について定められています

海の日は、1995年(平成7年)に制定され、1996年(平成8年)から施行されました

最後に
山の日・海の日の日程、由来や意味について説明しましたが、次は川の日や空の日なども祝日になるかもしれませんね^^
単に休みになるだけでなく、祝日はその由来や意味を考えてそれにあった過ごし方を少しでもしていきたいものですね

スポンサードリンク